カメレオンアーミーネタバレと結末や感想!あらすじや口コミ
表紙のイラストがすごくインパクトのある「カメレオン・アーミー」。
このマンガの作者は安野モヨコ先生で1巻で完結している物語です。
出来るOLとして出勤する新田祐子と、同じ職場でいじめられっ子風の地味な女性大山さんが、裕子の影響を受けて少しずつそして大胆に変わっていきます。
他にも何気にシュールな傑作短編集です。
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カメレオンアーミーの情報と作者安野モヨコ先生のその他のマンガ
マンガ名 | カメレオンアーミー |
作者名 | 安野モヨコ先生 |
連載 | 『コーラス』(集英社)1997年2月20日号に掲載された。 |
単行本 | 1巻 |
作者安野モヨコ先生が書いているその他のマンガ
- 超感電少女モナ
- TRUMPS!
- PEEK A BOO!
- ハッピー・マニア
- ジェリー イン ザ メリィゴーラウンド
- パトロール・QT
- 脂肪と言う名の服を着て
- チェイシング・エイミー
- ラブ・マスターX
- エンジェリック・ハウス
- ジェリービーンズ
- ツンドラ ブルーアイス
- 花とみつばち
- ベイビーG
- さくらん
- シュガシュガルーン
- 働きマン
- 監督不行届
- オチビサン
- バッファロー5人娘
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カメレオンアーミー1巻のあらすじ・ネタバレ
カメレオンアーミーには7つの物語が読めます。
- カメレオン・アーミー
- 夜の王子様 Chapter1
- 夜の王子様 Chapter2
- 渚にまつわるエトセトラ
- X-GIRLの血が騒ぐ
- 渚にまつわるエトセトラ
- シナモン・ガール
訳アリで文房具のおろし会社に転職してきた新田祐子でした。
職場の同僚には見るからに地味な女性の大山さんがいました。
大山さんは輝いている祐子に憧れを抱いて、いろいろと祐子のマネをするようになります。
その影響で少しずつ目覚めていく彼女は・・・
その他には童貞と女子高生のコミュニケーションの物語などなど笑いあり、シュールな読み切り短編集です。
完璧なネイルにプラダ風のきれいな靴。
おしゃれキメキメで会社に出てきた新田祐子でした。
ですが祐子が務めている文房具おろし会社三嶋商会は、おじさんたちしかいないような会社だったのです。
そしてそこにはもう一人女子社員がいたのですが、地味を絵にかいた女性の大山さん。
祐子がその会社にはいってからは、会社の雰囲気が華やかになりました。
ある日祐子は、ちょっとしたきっかけで大山さんの悩み相談を受けることになります。
新田さんみたいな女性が本当にうらやましいと、大山さんは感じていると言ってきました。
見た目もきれいな祐子さんでしたから。
それから、大山さんはいろいろと新田さんの真似をするようになっていきます。
そんな大山さんが片思いしている男性は、同じ職場の既婚者の浅野さんでした。
大山さんのウジウジしたネガティブ発言にしびれを切らしてしまった祐子は、 彼女を応援するのですが。
それからしばらくして3人一緒に飲みに行くことになります。
次の日の朝ふと祐子が目を覚ますと隣には浅野さんが。
なんと浅野さんと一緒に一夜を過ごしていたことがわかります。
大山さんはというと、祐子がお酒に酔ってしまったときにはすでに帰っていたそうです。
休みが明けて祐子がいつものように会社に行くと、 大山さんが祐子そっくりに変身していました!
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カメレオンアーミー1巻を読んだ人の感想・口コミ・レビュー
どれも適度なおしゃれ感とギャグが散りばめられていて(特にオチは脱力するものが多い)、駄作のない短編集になっています。中でも表題作『カメレオン・アーミー』は、文字通りカメレオンのように変身していく女性が、恐いです。一歩間違えるとホラーのようなストーリーですが、これは結構現実に有り得そうで恐い。映画「ルームメイト」を彷彿とさせるような恐さがあります。女にとっての最大の敵はやはり女か?まったく違う『X-GIRLの血は騒ぐ』は、ファッション好きな人間にとっては、かなり笑い!のツボ、と言うか、下手すると我が身を顧みる事になりかねない作品。ティエリー・ミュグレーの名前を出してくる辺り、安野さんのファッション好きが良くわかります。
どれも良く練られた感じがして、読み返すときには、ついちゃんと初めから終わりまで読んでしまいます。
目を覆いたくなっちゃう。安野氏特有のイラスト、目鼻立ちの整った顔やすらりとした肢体がこれまた鮮烈なのよね。
本書は、漫画家デビュー20周年を記念し、短編集が文庫本サイズで発刊されたモノ。
全部で8作品、収載されているのですが、やはり一番は「カメレオン・アーミー」。
流行の最前線をいく美人で派手な女、新田祐子。オヤジばかりのちっちゃな会社に入る。そこで出会った、唯一の女性社員、大山美奈子。地味ーでネクラっぽくて祐子とは正反対のような女。
「祐子さんはキレイだから…」「あたしなんて…」「男の人と恋愛とかしてみたいって思うんですけど、でも…」
祐子に言わせれば、「真似するっていうならそこまでやってみろ。できるわけないけど。人をひがむのはカンタンなんだよ」
しかし、ひとりの男性をめぐり、祐子と美奈子の関係は変わっていく…
祐子が失っていく“自分”。恐ろしいです。
文庫本だからお買い求めやすく、安野モヨコお初のヒトにもおススメの一冊。
オシャレバカ人生の歓喜と悲哀?を描いた「X-girlの血は騒ぐ」と、真面目文学青年が女子高生に見事ひっかけられる「東京バンビージャンプ」も好きですね。このユルさ加減、アホらしさ加減、なんともいえずいい感じです。
安野モヨコらしさが充分楽しめる短編集だと思います。
本の題名にもなってるカメレオンアーミーはちょっと恐いです。人の良いところをまねするのは良い事??まねをされた方はどんな気持ち??ついつい、やってしまいがちなマネについて考えさせられました。
他の5個の漫画もとてもおもしろい内容になってます。
こういう勝ったり負けたりにこだわる女はもしかすると減ってきているかもしれません。(なんつったってアーミーだもんな)負け犬まで行くこともなく、不戦敗のまま平気な女。
まさに、作家自身もいまや戦わない和平な人妻に落ち着いているし。
若者よ!ここらでドカンと変わってみるのも面白いかも?
どれも適度なおしゃれ感とギャグが散りばめられていて(特にオチは脱力するものが多い)、駄作のない短編集になっています。中でも表題作『カメレオン・アーミー』は、文字通りカメレオンのように変身していく女性が、恐いです。一歩間違えるとホラーのようなストーリーですが、これは結構現実に有り得そうで恐い。映画「ルームメイト」を彷彿とさせるような恐さがあります。女にとっての最大の敵はやはり女か?まったく違う『X-GIRLの血は騒ぐ』は、ファッション好きな人間にとっては、かなり笑い!のツボ、と言うか、下手すると我が身を顧みる事になりかねない作品。ティエリー・ミュグレーの名前を出してくる辺り、安野さんのファッション好きが良くわかります。
どれも良く練られた感じがして、読み返すときには、ついちゃんと初めから終わりまで読んでしまいます。
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カメレオンアーミー1巻の感想と考察
カメレオン・アーミー
転職先にいたダサい女性が素敵な女性の真似をして少しずつオシャレになっていきながら、いろんなものを乗っ取っていくというなんだっ聞いたことがるようなお話です。
流行のファッションやヘアスタイルそしてコスメなど。
全部自分オリジナルのセンスでチョイスしたのに、実際に自分で試してみると、それがとどのつまりは誰かのコピーじゃないのかという矛盾を感じることはありませんか?
ファッション雑誌そのままのコーディネートを真似して、おしゃれぶって街を歩いているような個性のまるでない人たちを皮肉っているのかな?
女性が気づかずに陥ることが多い暗闇の部分をシュールに描いている物語品です。
夜の王子様Chapter1・夜の王子様Chapter2
ホストで夜の王子様「鷹塔蜜雪」
人生に悩んでいる女性の元にいつのまにか現れては、悩みの解決のために向けてひとすじの希望をを与えてはまた別の女性の元へと行ってしまいます。
彼はホストと見立てられているんですかね?
世間のみなさんはホストという職業に対していろいろと偏見をもっているでしょうが、彼がやってることは堂なんだろうと思ってしまいます。
渚にまつわるエトセトラ
エッチをやりたくてたまらない男の子と、早く処女をすてたい女の子と海と渚さんの物語です。
X-GIRLの血は騒ぐ
工場で働いている地味な主人公がいます。
その会社の社長が18歳のギャルに変わったので、工場には今までになかったオシャレ革命が起こってしまいます。
どんなにダサい人でも決して隠すことができないオシャレ魂!
元々地味な子ではないのでしょうけど、こんなコスチュームを着こなすとはと驚かずにはいられないような着こなしを見せてくれます。
東京バンビージャンプ
とても生真面目な男子大学生が偶然に助けてあげた女子高生に筆下ろしされるお話になります。
この軽い感じがなんともいいです!
シナモン・ガール
シナモンの香りのフェロモンのにおいがする女の子がいました。
この彼女はマゾということなのかな?
自分の快楽にだけは素直に反応して、喜怒哀楽の感情を持たないその様はまるでロボットみたいでした。
これはこれでなんともおもしろいような気がします。
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