花園メリーゴーランド4巻39話~43話あらすじネタバレと考察・感想

花園メリーゴーランド4巻あらすじネタバレ

花園メリーゴーランド4巻39話~43話あらすじネタバレと考察・感想

花園メリーゴーランド最近すごく話題になっているマンガです。
柏木ハルコ先生の実話だったという噂もあります。
この物語が実話だったら本当にすごいことですね。

村の祭りの場にみんなが集まってきています。
娘にひどいことをした男を探しに必死になっている澄子と幸枝の父。
澄子と春子の基一に対する恋心。
それぞれの想いが交錯している祭り。
絶対にただではすまない、何か大きなことが起こりそうです。

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花園メリーゴーランド4巻39話~43話あらすじネタバレ

神社に置いてある烏丸を取ろうと思って、幸枝の妹に頼んでもらった基一でした。
ですが結局、その願いはかなわなくて祭りが終わって基一自ら取りに行くことにしました。

神社に入ってから烏丸をなんとか手にした基一でした。
奥の小部屋に気づいたときに、背後から澄子に声を掛けられます。
澄子は「どうして刀のこと怒らないの?」と言いました。
ですが基一は「人を待たせていて時間がない」と答えます。

その言葉に澄子の感情に一気に火が付いたようで澄子は基一に抱きついて、奥の小部屋に基一を押し込んで鍵をかけてしまいました。

烏丸は部屋の外に落ちていました。
基一は部屋の奥が真っ暗でしたし、何が起こったのかわからずにパニック状態になっていました。
その時澄子は民宿に戻って、化粧を落としていました。

幸枝は基一が中々帰ってこないので心配して神社まで探しに来ました。
神社の中に烏丸が落ちているのを見つけて回収します。
基一は誰かが来たことに気づきましたが息を潜めてじっとしていました。

幸枝の妹の声がしたので、基一は思わず大声をだしたのですが、幸枝の妹は気づかずに帰ってしまいました。
幸枝の妹は、春子に基一が見つからなかったことを告げました。
ミズエが「あなただけでも帰りなさい」と言いましたが、春子は基一のことを待ちますと言いました。
ミズエたちはとても困った顔をしています。

ミズエの旦那が澄子の部屋に行ってから、「昨夜この部屋に来たのはあの男の客か?」と聞きました。
「そう。でも私とだけじゃないよ。公民館のおこもりにも」 と言うと旦那はとても怒って飛び出していきました。

幸枝の妹が春子に烏丸を渡しました。
春子は烏丸だけ残っていて、基一がいないことにより一層不安になります。
それから間もなくして祖母が春子に夕飯を持って来ました。
ですがその夕飯はなんと睡眠薬入りでした。

花園メリーゴーランド4巻

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花園メリーゴーランドあらすじネタバレ

花園メリーゴーランド4巻39話~43話考察・感想

澄子はどうしてあのような行動をとったのでしょうか?
祭りの夜を基一と一緒に過ごしたかったのか?
春子は一刻も早くこの村から基一のことを連れ出したい。
基一とそれぞれの女性との想いが絡み合ってなんとも複雑ですね。

ですがなぜか、澄子は父親に基一のことを話してしまいます。
女の嫉妬や独占欲というものは、なんとも怖いものですね。

そして祭りはその日の夜が本番のようです。
春子を睡眠薬で眠らせてまで、外部の人間に知られたくないこととは何でしょうか?
公民館での「おこもり」以上のことがこれから起こっていくのでしょうね。

だいたい何が起こるのか予想はできますが、それが果たして当たっているのか?
ですがこの作者の柏木ハルコさんは、本当に話の盛り上げ方が上手ですね。
どの電子書籍サイトでもランキングが上位に入っている理由がよくわかりました。
確かに花園メリーゴーランドは読みごたえのある作品です。

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花園メリーゴーランド4巻を読んだ人の感想・口コミ・レビュー

A さん
引き込まれる独特な世界感を持った漫画で、先が気になって続きが読みたくなる。 山奥の寒村の閉鎖的な雰囲気や古くから伝わる風習、それに翻弄される個々の人々の描写が上手く、スリルがある。 しかし、どうしても最後まで受け付けなかったのは、主人公の相浦のクズっぷり。宿の女将さんから好意を向けられても、ヘタレて再三逃げ出し、こいつはゲイか?と思った。また、性に対し奔放な集落の女性に対し批判めいた事を言う癖にヤルことはしっかりやっている。自分を愛している澄子の気持ちを知りながら、ハッキリした態度を最後まで出さず、孕ませた挙句に刀で切りつける始末。また事あるごとに女性を殴る殴る。こんなに見ていて虫唾の走る主人公は初めてでした。死ねばいいのに。コイツといい、同級生の春子といい、中学教師のメガネ女といい、集落の外から来た奴らは押しなべて全員クズ。春子なんて出てくる必要あったのか疑問。顔は丸っきりモブキャラの癖して、いっぱしのヒロイン気取りで殺意が沸いた。 それに対し集落の登場人物には概ね好感が持てる。 最初は無愛想だった宿のバアさんも何だかんだ面倒見が良いし、澄子のお父さんだって、言ってることは全然まともだよね?相浦が澄子を泣かした犯人だって分かるまではむしろ好意的に接してくれたし。 澄子の何度無碍にされてもひたむきに相浦を想い続ける気持ちは切なくなりました。 が、それだけにラストの家庭を持った澄子に相浦がノコノコ会いに行くシーンは蛇足以外の何物でもなかった。 お前今更何しに来たの?って感じで。普通に殺人未遂、器物破損、婦女暴行の犯罪者だろ。相浦は。 とにかく、集落の人々が生き生きと人間臭く描かれていたのに対して、物語上の都合とはいえ、主人公始めとするストーリーテラー勢がとことんクズだったのが非常に惜しい作品でした。
B さん
ですが、物語はいいのですが登場人物の行動にイライラすることが多々あります。 主人公→優柔不断、自己中心的 澄子→行動が謎、気を引くにしてもやりすぎ 同級生→ワガママ、自己中心的 もちろん評価が5なのは変わりありませんし、とてもオススメです
C さん
閉鎖的な集落の特異な風習というストーリー設定に付いては面白い発想で興味深かったのですが、作者の初期の作品なので絵柄、特に人物の画力が拙くて、その点が非常に残念でした。
D さん
寒村でのアヤシイ儀式に巻き込まれるホラー?…と思いきや、日本の性の風俗に着目した民俗学がメイン。古い日本のムラの中へ現代人が入りこんでしまう違和感・恐怖感といったサスペンス部分と、入念に調べあげられた風俗史の部分が絶妙に合わさっていて、よく練られたストーリーにラストまで一気に引きこまれる。 他レビューでも書かれているが、苦手な人には理不尽あるいは嫌悪感を感じかねない性描写があるので注意。もともと日本の民俗学・風俗史に興味がある人には、特に一読をオススメしたい。
E さん
読み続けていくと、どんどん先の話しが気になってしまいました。 完結していてくれて良かったです(笑) 日本に於ける地域社会、伝統、文化などに興味ある方は楽しめると思います。
F さん
実話なんですかこれ!?主人公の立場になってドキドキしながら一気に読み切りました。自分がそんな村に迷い込んだら…と思うと現実を受け入れられるのでしょうか。かなり衝撃的な内容でした。本当にあったのかな、こういう文化。いろいろ調べてみようと思いました。
G さん
刻々と変化する人間模様と、閉ざされた村に漂う緊迫感と疎外感、倫理から切り離され、あるいは熱に浮かされたような集団の不気味さを垣間見せる祭りの描写は秀逸。 細部の演出にこだわっているせいか、印象的なシーンも多い。 作者の、物語を作る力量は確かだ。 ただ、ジャンルの都合上、どうしてもカタルシスのない展開がつづくので、読むのがだんだんしんどくなる。ラストもなんだか蛇足気味。 エロシーンは気合いが入っている。前述した陰鬱な雰囲気は、すべてエロシーンを飾る演出にすら思えるほど。 それを踏まえて、賛否両論あるのを承知で言うなら、「ムッツリスケベな作品」という表現が個人的にはしっくりくる。 美しいラストさえあれば、さらなる傑作になっていたことだろうと思う。
H さん
こんなことがあったら怖い… 引き込まれて一気に読んでしまった。
I さん
最初から最後まで、怖い村だなぁっていう印象でした。 性にオープンなのはいいけど、よそ者には恐怖でしかありません。 途中から来る、同級生がいなかったら、主人公は危なかったかもしれません。
J さん
東北のお話っぽいですね。 ちょっと前まで あったとしても 何だか納得しちゃうなぁ。と思うのは、作者の物語の持って行き方が 上手だからかも。 もし 今でもこのような 風習が残っている ところがあったら、ある意味凄いかも。 何だか 考えさせられるお話でした。

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