花園メリーゴーランド5巻(最終巻)54話(最終話)あらすじネタバレ結末と考察・感想

花園メリーゴーランド5巻あらすじねたばれ

花園メリーゴーランド5巻(最終巻)54話(最終話)あらすじネタバレ結末と考察・感想

柏木ハルコ先生の衝撃の作品花園メリーゴーランド。
この物語は柏木ハルコ先生の実話とも言われています。
ぜひじっくりと読んでみてください。

ようやく基一と想いを遂げることができた澄子でした。
ですが澄子の着物の袖からカギ落ちます。
この鍵は春子が捕らわれている物置のものと思われます。
衝撃の結末をじっくりと読んでください。

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花園メリーゴーランド5巻(最終巻)54話(最終話)あらすじネタバレ

澄子が所持していた鍵をとってから、春子を助けに行こうとする基一でした。
その周辺にいた人たちは、基一と澄子のやり取りをみてからザワザワと騒ぎ出しました。
ミズエの旦那も、服の乱れている澄子を見つけて、
「あのヤロ、また悪さしやがった。」と怒っています。

なんとか春子を物置から助け出した基一でした。
ですが「女のにおい」と春子は嫌悪感を示します。
そのような春子の下半身を触って、悪態をつく基一でした。

「あんたなんか死んじゃえ」と言いながらも、喜一の手に引かれてその場を逃げだす春子でした。
民宿に行ってから荷物をとってバス停へと向かう二人でした。
たくさんの追手が二人のことを追いかけます。

二人が逃げていく道は一本道でした。
車に乗っている追手は回り道をしてから、反対側からの挟み撃ちを狙っています。
基一は烏丸に巻き付けていた布に火をつけて応戦します。
春子は鉄パイプで先頭車両を破壊して、後続の車の追跡を絶ちます。

二人の応戦により追っ手はミズエの夫ただ一人となりましたが、基一は捕まってしまい殴られます。
完全に劣勢になりっていよいよ終わりかと諦めかけていた時に、ミズエの旦那に布を被せる者がいました。

その布は、澄子が常日頃羽織っていたものでした。
ミズエの旦那が一瞬ひるんだそのすきに基一が谷底へ突き落としました。
基一がそのまま走り出そうとすると、澄子が腕をつかみました。

とっさのことで驚いてしまい烏丸で切り付けてしまう基一でした。
澄子はまともに食らったのですが烏丸が錆びついていたのと、基一の腕がまだ未熟だったのでかすり傷ですみました。

澄子は切りつけられたことにショックを受けましたが「コレ裏口のところに落ちてた」と言いながら、自分の住所を記したブルーハーツのテレカを差し出しました。

基一はそのテレカ受けとって、春子を連れてバスに飛び込みました。
基一はバスの中で澄子に助けられたこと、澄子のことを好きだったことを思い出して泣いてしまいました。

【最終話】
それから十数年後に春子は「柏木ハルコ」というペンネームでマンガを描くようになりました。
作品の中に「性」関するものが多いのはあの村での出来事のせいかもしれません。
ハルコと基一はあの村に再び訪れます。

花園メリーゴーランド5巻

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花園メリーゴーランドあらすじネタバレ

花園メリーゴーランド5巻(最終巻)54話(最終話)考察・感想

15歳の少年少女の青春と呼ぶには、 あまりにも衝撃的なことが続きました。
本当に切羽詰まっていたのでしょう、 基一は、助けてくれた澄子のことを切りつけてしまいます。
大事に至らなくてよかったです。

春子との帰りのバスの中で号泣する基一。
基一はこの時何を考えていたのでしょうか?

でもそれ以来あの村を訪れていなかったんですね。
あんな怖い目にあったのだからそれもしょうがないですね。
ですが春子が作者の柏木ハルコ先生とは!!!

二人が十数年後再び訪れた村でのできごとは必見です。
澄子と基一は再会することができたのか?

最後のシーンはぜひ自分の目で確認してください。

本当に衝撃です!!!

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花園メリーゴーランド5巻(最終巻)を読んだ人の感想・口コミ・レビュー

A さん
こんな衝撃的で情熱的な夜を過ごしたら、たった数日間の恋でも一生ものかもね。 村の複雑な背景と若さゆえ、素直になれずに大暴れする澄子が、どうしても憎めないのです。 夜這い文化と閉鎖的な村のミステリーという設定も斬新で面白かったけれど、流されるまま禁忌に触れ、どんどん大人の男になる少年相浦くんに、なかなかドキドキさせられました。 入ったきりどうしても村から出られない相浦くんの不幸も、カミュやらカフカの不条理小説を読んでいるような硬質の怖さです。 読み手によって好き嫌いは分かれるでしょうが、個人的には稀代の名作マンガに分類したいです。
B さん
まだ途中までしか見てないけど、独特の世界観にグングン引き込まれてハマってます!単行本欲しくなっちゃう☆話は現代の設定なのに、なぜか昭和初期〜中期あたりにタイムスリップしたような気持ちになりました。
C さん
身近には無い設定に特別美形でもグラマーでも無いキャラクター…なのに妙にリアル感あり引き込まれます。有りがちな設定なのに嘘っぽい展開のモノより遥かに興奮を覚えます。 柏木ワールド…素敵デス
D さん
難しい話で、単なるエロ漫画ではないです。 こんな村本当にあったら大問題だけど ストーリーがちゃんとしてる話が好きな人にオススメだと思います。
E さん
四十させ盛り なんて言葉ほんとにあるのか?! と、冷静になればツッコめますが、読んでいる時は妙なリアリティに思わずぞっとしました。 幅広い年齢層に指示されている本作。性。因習。少年。少女。。テーマ故に、年代ごとに違った感性で受容したり、拒んだり、様々な受け取り方をなされる作品だと思います。 ラストは、意外ではありましたが、古い風習が壊される過程として納得のいくものでしたし、救われた少女の笑顔がなんとも言えず魅力的で、読後感はすっきりとしていました。 エロティックな描写に抵抗がなければ一読をお勧めします。
F さん
この作品はもっと評価されてもいいはず!絵も内容も申し分ないのですが、だいぶエロいので友達に薦めるには抵抗があり、でも一人でも多くの人に読んで欲しいのでレビューを書かせてもらいます。柏木先生の作品で一番好きです。 方言などから東北と思われるある集落に迷い込んだ中学生の主人公が、その村独自の掟により、子供故に自分の意志を押し通せず周りに流されながら迷いつつ初恋、初体験を経て大人になって行くストーリーですが、独特の雰囲気に恐怖を感じるかもしれません。しかし5話も読めばほとんどの方が引き込まれるでしょう。自分自身あまりにも入り込んでしまったので実際調べたのですが、少し前昭和には、このような村が実際にあったようで、半分ノンフィクションだと感じました。切なさ残るエンディングですが…是非是非パック買いしてみて下さい。
G さん
柏木春子さんのファンになるきっかけを作ってくれた私にとって記念すべき作品です。 昔から漫画少年でコミック類は大分読みました。私のコミック選びの基準は先ず1.作画力 2.構成力 3.最後に読み手の気持ちに自然にスッと入ってきて呉れるかどうか、という所です。 読んでいる間に自分がその物語の中で、自然に自己投影出来ないと作品を読んでいるというより「読まされている」という感じになり、精神的に不安になってしまいます。 ともあれこの作品は作者の“人”に対する気持ち・考えが無理なく自然に伝わってきてとても共感が持てます。 “性”を題材にしてはいますが、人としての日々の生活の中での“気持ちの有りよう”を問う作品だという感じがします。 絵のタッチは『手塚治虫』や『ちばてつや』に通じる所が有り、その点も気に入っています。
H さん
エロ漫画というよりはちょっと複雑で不器用な恋愛+2時間ドラマチックな印象でした。 現代の性への捉え方に一石を投じる作品…とは言い過ぎかな(汗) 結局春子は何しに来たんだろう。基一と澄子の間を邪魔したり、展開の足手まといって印象でした。 また前半と後半で展開の早さが変わって特に最終話の最後のやりとりはなんだか尻切れトンボに感じたのは自分だけでしょうか?だからこの続編が出るならすぐに買います(笑) 普通のエロ漫画に比べてエロ過ぎないところがおすすめです。
I さん
何となく読み始めたのに、いつの間にか続きが気になって仕方なくなる感じのお話。 主人公のどっちつかずな優柔不断さにず〜っとイライラしっぱなし 澄子も後半出て来る同級生もちょっとイラつく。 まぁ中学生ならこんなもんなのかなぁ? 村の人の性に対するアッケラカンとした様は、下品ではあるけれど、ある意味尊敬に値するかも? 一読の価値アリです。
J さん
ドキドキしながら次の展開が気になって、一気に読んでしまいました! 主人公の男の子と、女の子の相手への気持ちをうまく表現できないもどかしさや、作品を覆う不安な空気感、田舎特有の閉鎖感、色んなエッセンスが効果的に、後半の展開を盛り上げていきます。 必要以上にエロいのも、意味があるんです。

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